自分の歯で人生を楽しむには
「メンテナンス」の継続が大切です
- 口の状況を徹底分析「精密検査」
- 科学的根拠に基づく「原因療法」
- 信頼できる歯科衛生士の「担当制」
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045-929-3718
近年は、日本でも予防歯科を実施している歯科医院も増えていますが、他の国に比べると歯を守る意識が、まだまだ低いのが現状です。その理由としては「歯医者は痛くなってから行くところ」といった間違った認識を持っている人が多いためです。
特に日本人は「痛み」や「入れ歯が壊れた」などのトラブルが起きてから歯医者に行く傾向があります。
下記のデータは日本を含めた4カ国の「定期検診を受ける割合」と「80歳で残っている歯の本数」を比較したグラフになります。
予防大国と言われるスウェーデンでは90%以上の人が定期検診を受けていて、80歳でも20本以上の歯が残っていることが分かります。
一方の日本では、定期検診を受ける人はわずか2%。80歳で歯が残っている本数は約8本と、4カ国中最下位という結果です。このことから「定期検診を受ける=残せる歯が多くなる」ことがわかります。生涯に渡って多くの歯を残せることは、「食事」や「会話」を長く楽しめることに繋がり、生活の豊かさに直結します。
虫歯や歯周病が繰り返し起こる予防法は、歯科医療先進国スウェーデンの研究で解明されていて、その原則に沿えば、ほとんどの歯は一生使い続けられます。
当院では、独自の予防プログラムを駆使し、子どもから高齢者までの歯を守り、機能し続けるようにサポートを実施。患者さんの歯を生涯にわたって維持することが当院の努めであり、患者さんへの恩返しでもあるからです。
現在は歯科医療の進歩により、虫歯や歯周病のなりやすさが解明できます。患者さんの唾液を採取して専用の機械にセットするだけで、口の中に潜む細菌の「種類」や「量」が分かります。
また、この検査では、現在と将来の虫歯や歯周病のリスクがわかるため、プラークコントロール(細菌を減らして口内環境を維持すること)が可能です。
人によって虫歯や歯周病のなりやすさは違ってきます。精密検査をすることで本当の原因を突き止め、一人ひとりに合った予防法を提案していきます。
精密検査で患者さんの口内の状況を把握した後は、予防プログラムを立てます。予防プログラムには歯垢や歯石除去も含まれますが、ただ単に歯垢や歯石を取り除くだけでは、予防効果はありません。
科学的根拠に基づいた治療を行わずに、確かな効果は期待できないのです。当院では、口内のさまざまなデータを参考に「原因的なアプローチ」を行うことで歯や歯茎を傷つけず予防していきます。
検診のたびに担当する術者が違うと、緊張したり不安な気持ちになったりする人も少なくありません。当院では、患者さんに安心して検診に来てほしい思いから、歯科衛生士の担当制を実施。
今までの患者さんの治療歴や歯の状態、持病の有無など細かい部分まで把握し、効果的なブラッシング指導やアドバイスなどが可能です。
一過性の治療は、本当に治す治療とは言えません。なぜなら、一過性の治療は今だけどうにかできれば良いといった考えであり、患者さんの長い人生を考えた時、健康な状態を維持できないからです。患者さんのことを第一に考えた治療が「予防歯科」であり歯科医療の本質だと考えています。
当院では、虫歯や歯周病などの起こりうるトラブルから歯を守り、噛む・話す機能を失わず使い続けるためのサポートに力を入れています。生涯にわたって自分の歯を使い続けたい人はぜひ、一度当院にお越しください。スタッフ一同、全力で歯の健康をサポートいたします。
予防プログラムのひとつに「PMTC」があります。PMTCとは、歯磨きでは取れない汚れを専用の清掃機器でキレイにしていく処置のことです。
歯の表面に付着している汚れや歯石の除去はもちろん、歯茎のマッサージを行い、歯と歯茎の健康を回復させることが可能です。
また、歯の表面をツルツルにすることで、汚れがつきにくい状態になります。食べかすや汚れが付いても歯磨きで簡単に落ちるようになり、虫歯や歯周病の予防効果がより期待できます。
歯についた頑固な汚れは「エアーフロー」と呼ばれる着色除去機器を使うことで徹底的にキレイにでき、歯本来の白さを取り戻すことが可能です。
なお、定期検診の頻度は3ヶ月に1回の通院が一般的ですが、患者さんの口内の状況によって検診の頻度はどのくらいの間隔がベストなのか、患者さんの要望も伺いながら決めていきます。
定期的な歯科医院のケアも大事ですが、自宅で行うホームケアは虫歯や歯周病予防の基本になります。歯並びや口の開けやすさは患者さんによって違い、歯磨きがしにくいと感じることもあります。
当院では患者さんに合った歯磨きの仕方や最適なツールを紹介。磨き残しが少なく、キレイな状態を保てるように丁寧に磨き方を教えていきます。
間違った使い方は、歯や歯茎を傷つけてしまいトラブルの原因になることも。使い方がわからない場合には、遠慮せずに何でも歯科医師や歯科衛生士にお聞きください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。